仮装ディストピア

ちっす望月です。

 

本日はハロウィンと言うことで

若者たちが仮装をして色々な街でうぇいうぇいやってるみたいなのですが、

果たして彼らは一体何の仮装をしているのでしょうか?

 

 

「え?そりゃあオバケとかの仮装でしょ?」

という声も聞こえてきますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

 

 

僕の友達の例を挙げてお話ししましょう。

僕の友達のA君は、言い方が悪いけど地味ーズみたいな感じなのですが

彼は今渋谷でオバケの仮装をしているらしく、

その様子をリア充っぽく写真付きでTwitterでツイートしておりました。

 

この時、A君は何の仮装をしているのか。

 

一見オバケの仮装をしているけど、本当の仮装はそこではない。

彼がしている仮装は「リア充」の仮装のなんです。

オバケの仮装をしているのは、

リア充の仮装をするための手段の一つに過ぎないのだと思うのです。

 

 

 

 

というか、そもそもハロウィンという外国の文化が

日本にここまで定着できたのは、

現代の日本人は、色々なモノに仮装している結果

仮装慣れしているからなのではないでしょうか?

 

 

 

A君のように、リア充の仮装をした非リア充

モテる男の仮装をした童貞

清楚系女子の仮装をしたビッチ

意識高い人の仮装をしたクズ

ただの男友達の仮装をしてワンチャン狙うヤツ

現役の仮装をした一浪

キチガイの仮装をした一般人

感情を失った悲劇の主人公の仮装をした普通の中学生

 

こういう仮装を日頃からしているヤツが日本にはゴロゴロいるじゃないですか。

 

そりゃ仮装の文化は簡単に日本に受け入れられますよ。

 

また今年は

耳が聞こえない人の仮装をしていた耳の聞こえる人

っていうのもかなり話題になりましたし。

 

 

そもそも日本のお偉いさん達だって皆さん仮装し放題じゃないですか。

国民のためを思う人の仮装をした自己中心な人ばっかり。

 

もしかしたら彼等の仮装も、もともとは

日本人の仮装をした・・・って可能性も僅かながらにはありますし。

いや、本当に少しだけですよそんな可能性。

決して「実際半分以上の国会議員は〇国人と〇国人なんだろうなぁ」なんて

僕は思っていないですので!!!

 

 

 

果たしてこの「日本人の仮装の文化」は最近出来たものなのでしょうか?

僕はそうではないと思います。

 

平安時代にはすでに女の仮装をした俳人(紀貫之)がいたことからも

この「仮装の文化」が日本に昔から根付いていることは明らかでしょう。

 

 

さらに問題になってくるのは、

最近はなんと人間だけではなく、モノまでもが仮装をし始めているのです。

 

鉛筆の仮装をしたシャープペンシル

政務活動費の仮装をしたお金。

万能細胞の作り方を書いてある仮装をしたノート。

安全なフリをした原〇・・・

安全な水の仮装をした水をも

もしかしたら僕たちは毎日飲んでいるのかもしれない。

 

 

 

もう挙げたらキリがないくらい、

日本という国は仮装であふれかえっているのです。

 

こんな仮装を正当化するハロウィンの

恐ろしいこと恐ろしいこと。

 

 

とりあえず

「例の退院したジャーナリストは

エボラじゃないフリしていただけだった」なんてニュースが

流れないことを心より願います笑