今夜は叩き売り チケットの叩き売り

ちっす望月です。

まずは告知がてら報告。
僕は
年に一度ライブを企画、運営するサークルに所属しています。

過去には
マキシマムザホルモンサンボマスター等も呼んでいて
毎年豪華なアーティストを呼んで
ライブを主催しております。
(俺は当時いませんでしたが)




そして今年は
10-FEETを呼ぶことになりました。


3月26日、ディファ有明にて
10-FEETワンマンライブ主催します。
良ければ足をお運びください。








さて、これだけ豪華なアーティストのライブを主催するので
僕のサークルは日々色々なライブハウスを回り

その日行われたライブのお客さん達に
このライブのフライヤー(ちらし)を配って
告知を頑張っているわけですが、

僕にとってこの作業が意外と大変で。





その日行われたライブから帰るお客さん達に


「○○(僕のサークルの名前)です。
3月26日、ディファ有明にて
10-FEETワンマンライブを開催します、
宜しくお願いします」

と言いながらフライヤーを配るのですが


基本的に引きこもり体質の僕は
地元から3駅以上離れた場所に行くことが
まず苦痛なんですよね。





いや、良く分からないんですが
地元から2駅目くらいまでの外出は大丈夫なんですよ。

僕の地元の駅は何にもないから
生活をしていく上で2駅目くらいまでは
良く使うので、
もうその区間は日常の一部となっているので。


でもそれより先はダメ。
2駅目で結界が張られているような感覚というか、
2駅目がレッドラインとなっていて
そこを越えたらグランドラインみたいな感覚です。



にもかかわらず、告知としてフライヤーを配りに行くライブハウスって
近くても
渋谷ラママとか、恵比寿リキッドルームとか

遠くになると新木場コーストとか、
遠くのライブハウスばかりなんですよ。



まず、告知をする場所に向かう。
それだけでも
僕にとっては大冒険な訳であります。





でも、頑張ってそんな大冒険を乗り越えて
告知する会場に向かっても
ここからもまだ試練があるんですよ。



僕がサークルに馴染めていないため
ちょっと気まずい。

とかはまだなんとか大丈夫なんですよ。
先輩も同期も皆さん優しいので
僕のこと気にかけて喋りかけてくれたり
してくださるから。
気使わせて申し訳ないけど
本当感謝ですね、ありがとうございます。




本当の試練は、
フライヤーを配ること、それ自体なんですよね。



ーえ?普通に声かけて配るだけなんじゃないの?



いや、そうなんですよ。
声かけて、フライヤーを配るだけの
単純作業で簡単なお仕事です。






ーじゃあ、
まさかお客さんに人見知りして
声かけられないの?





舐めないで下さい。
そこで声かける人達なんて
恐らく今後一生関わらないであろう人がほとんどだから
そういう人達には、さほど人見知りせずに話しかけられますよ僕だって。






ーじゃあ何がダメなの?




先にも述べましたが
フライヤーを配る時


「○○です。
3月26日、ディファ有明にて
10-FEETワンマンライブを開催します、
宜しくお願いします」
と声をかけるんですが
そこが試練なんです。






いや、それのどこが試練なんだよ笑
と思うかも知れませんが、
良いですか皆さん。


僕は春休み引きこもってるから
春休み中ほとんど人と口をきいていない、

もっと言えばぼっちだから
大学があった頃だってほとんど人と口をきいていないんですよ。



そんな人間がいきなり


「○○です。
3月26日、ディファ有明にて
10-FEETワンマンライブを開催します、
宜しくお願いします」



なんて言えると思いますか?






たまに誰かと口をきいても
「はい」と「いいえ」
もしくは質問に単語で答えることしか
していない人間ですよ。


今年に入って一番長く話した文章が
「セブンスターboxで」
である人間ですよ。


そんな人間が急に


「○○です。
3月26日、ディファ有明にて
10-FEETワンマンライブを開催します、
宜しくお願いします」


なんて言えるわけ無いでしょう!
舌が回らないですわ!






もう噛みまくって噛みまくって
マトモに告知が出来ないから
皆さんがしっかり例の文章を言いながら告知しているにも関わらず

僕だけ勝手に
「○○です。
10-FEETワンマンライブ開催します
宜しくお願いします」

って超内容ハショって告知してます。








ただ、僕は普段人と話さないだけではなくて
筋金入りの不器用でございます。



「○○です。
10-FEETワンマンライブ開催します
宜しくお願いします」

この文章さえまともに上手く言えないことも多々あるわけですよ。


噛んでしまうだけならまだ良いのですが
ちょいちょいヤバイ言い間違いをしてしまって…




10-FEETです。
ワンマンライブ開催します、宜しくお願いします」
とか。

ごめんなさい、僕は10-FEETじゃないです、望月です。




「○○です。
10-FEET解散ライブします、宜しくお願いします」
とか。

解散しないです安心してください。




こんな言い間違いしてるのバレたら
割と怒られそうで恐いな。
このブログの存在をサークルの人には絶対バレ無いようにしなくちゃ笑




これだけ短い文章にしても
言い間違い起こしてしまうから
もう最終的には

10-FEETいかがですか」

まで告知の言葉を
勝手に縮めちゃいました。


もうここまでくると、
一見「は?」ですよね。
なんか10-FEETそのものを売っているかのような言い種ですもの。
もちろん10-FEETそのものを売っているわけではございません。





でも、これだけの短文なら
さすがの僕でも噛んだり言い間違えたりしません!

ちゃんと通りすがりのお客さんに

10-FEETいかがですか」
10-FEETいかがですか」

って言いながら告知出来てます!






でも、なんかもう、
こうなってくると
マッチ売りの少女と自分を重ね合わせてしまいますよね。

「マッチいかがですか」みたいな感覚で
10-FEETいかがですか」って言ってる感じ。





マッチ売りの少女、ならぬ
10-FEET売りの少年。



これを題材にして
いつか本でも書いてみようかな。