爆弾ジョニー

ちっす望月です。

りょーめー君のツイートで
爆弾ジョニーのファンの方々が大騒ぎしてますね。


僕はずっと爆弾ジョニー勧められてたけど
頑なに聞いてこなかったから
ファンでもなんでもないのですが、
今回の件は色々思うことがあります。








爆弾ジョニー。



そもそも俺が
勧められてたけど
頑なに爆弾ジョニーを聞いてこなかった理由は単純で
単なる嫉妬なんですよ。


というのも、爆弾ジョニーのボーカルのりょーめー君が
僕の一個上なんですが、
僕は最初誰かからの情報を間違って認識していて、
僕と同じ年だと思っていて。


爆弾ジョニーを初めて勧められた頃
ちょうど俺は色々なことが重なり
バンドめちゃくちゃしたいのに出来ない時期であって。


んで、そんな時に同じ年のパンクバンドなんて勧められちゃったら
そんなもん意地でも聞かねえって思っちゃうんですよ。


僕だって当時は活動できてなかったにせよ
パンクバンドやってて
それが上手く行ってないときに
上手く行ってる同じ年のパンクバンドなんて
悔しくて悔しくて聞けなかったんですよ。


多分成長できる人は
「自分達はダメだけど、
同じジャンルの音楽やってて成功している同じ年のバンドがいるなら
どこが違うのか?」
とか考えて聞いてみたり


良い意味で「他所は他所。うちはうち」
的な考え方を持ってて
素直に聞いたり出来るんでしょうけど



俺はそれが出来なくて。




かつ、基本的にナルシストだから
「俺の作った曲の方が絶対カッコいい」って思ってて笑
爆弾ジョニー聞いてもいないのに笑



今でも
ヒロトマーシー、峯田
と並べるくらい良い曲作ってるのは俺だけだ


とか思ってるし笑


そんな考え方だから
「絶対俺の作った歌の方がカッコいいのに、
なんで同じ年の訳わかんねえバンドが
俺より先にクロマニヨンズと対バンしてんだよ!」


とか、本当に文字に起こしてブログに書くのが恥ずかしいような
痛い考え方してたので
もう嫉妬に狂って頑なに聞くの拒んでたんですよね笑





でも、
全く聞いてこなかったとはいえ、
やっぱりずっと意識はしていました。












んで、俺の受験が終わってからも
バンドは上手くいかず

上手く行かない理由は
俺自身にもある、
というか俺が原因なんじゃないか
って思うようになってきて。


どんなに一生懸命やっても
上手く行かない、空回りしてしまう。



なんかもう俺が
本当によく分かんない精神状態になって。


ライブしたい気持ちと
ライブするのが怖い、バンドするのがツラい
っていう真逆の気持ちが共存しているような状態になってて。





そんで、元々頑張ることが苦手な俺は
そんな状態に疲れて、
新しく入った大学も別に苦じゃないし
「もういいや」って投げ出してしまって。


夏に最後にCD作って、レコ発企画売って
活動休止や、解散の挨拶もないまま
事実上ほぼ解散みたいな状態になって。



もう自分はバンドから逃げ出した
好きなことからさえ逃げ出した人間である
って自覚を持ったら

変に爆弾ジョニーを敵視することも無くなりまして。


もう自分にとってパンクロックは
自分の価値を確認する手段でも
自分の戦うフィールドでもなく、
単純に自分の好きなもの
になったので。







んで、それが去年の夏の話なんだけど
そんな感じでいたら、
友達から爆弾ジョニーのりょーめー君が鬱になって
今爆弾ジョニーが活動休止中だ、なんて話を聞いて


それでちょっとまた興味を持ちはじめて。
爆弾ジョニー本人、りょーめー君本人以外の人間からしたら
あれだけ順調に進んでいるように見えても
やっぱり色々悩んでるのかなぁ、

とか色々考え出して。








そんな中で今回の解散騒動ですよ。

ファンの人達の言ってることもよく分かるんです。
確かに端から見れば筋が通ってないし
あんな感じで解散とかしたら納得できないのもよく分かるんです。


でも俺は、正しいのかは分からないけど
少しりょーめー君の状態を想像してて。


彼がどんなことで鬱になったのか
どんなことが辛くて、どんなことで悩んでたのかも分からないけど




でも、彼が一生懸命考えたことなんだろうなぁと思うし
これをTwitterで言うことも、
もしかしたら彼の美学なのかもしれないなぁ

と思うんです。



きっとりょーめー君だって

ああいうツイートしたら
すごい叩かれることは分かっていたと思うんですよ。


「音楽性の違い」「体調不良」など
色んな言葉を使って、
HPとかで改まった文章で解散宣言することだってできることも、
分かってたと思うんですよ。



でも、だからってそんな言葉や文章で
自分の隠したいような気持ちを隠すんじゃなくて
ああいう形をとったのは
彼の美学であったり、彼の考えた結果だったんじゃないかなぁ。


と僕は勝手に想像してます。


「ドブネズミみたいに 美しくなりたい」
おそらくりょーめー君も感銘を受けたはずのこの言葉に
彼なりに従ったんじゃないかなぁ


とか思います。





解散ライブはやらなくてもいい派
的なこと言ってるのも

きっと
今の状態でライブしても
舐めたライブになってしまう、とか

今の状態でライブしても
解散宣言するためにとってつけたようなライブになってしまう


とか、そういうこと色々考えた結果なんじゃないかなぁ、
とか想像してます。


きっとやれ!って言われてやれば
出来ないことはないと思うんですよ。
爆弾ジョニーレベルにもなれば
きっとそれなりにファンを納得させることが出来るライブができると思うんですよ。


でも、りょーめー君自身が納得できるライブは出来るかは別問題であって
彼は自分が納得できないライブをファンの人に見せることこそ
ファンに失礼だ、

と思ってるのかなぁ。とか。










彼自身きっとパンクロックが好きで
パンクロックをやってきて、
パンクロックに悩まされた結果
パンクロックを嫌いになるくらいなら
パンクロックから逃げ出すことを決めたのかな、とか。










先にも述べたけど、
俺はりょーめー君と同世代で
似たような音楽が好きで、
バンドしてて、悩んだ時期もあって。


だから生意気にも
りょーめー君の状態を
当時の俺の状態と
本当に少しだけだけど重ね合わせて見てしまって。

いや、もちろん俺がやってたバンドと
爆弾ジョニーでは
人気も地位もレベルも全然違うことは分かってるし、


俺みたいに、大好きなことからさえ逃げ出すようなゴミ人間と
りょーめー君は全然違うかもしれなくて、


それなのに俺みたいなのと重ね合わすことは
本当に失礼なんだろうけど。




でもやっぱり、意識してきたバンドの
作詞作曲こなしてたフロントマンが
悩んでるってこと聞いたり
解散臭わせること言ったりしてたら

重ね合わせはしなくても、
やっぱり色々考えるじゃないですか。















ちんたらと何の脈絡もなく、
感情に任せて今回の記事を書いてしまったんだけど
ようは何が伝えたかったかって考えると
伝えたかったことが分からないです笑


別にりょーめー君を叩くのに反対して
りょーめー君を擁護するつもりで書いたわけでもないし、

りょーめーふざけんな!って気持ちで書いたわけでもないし。



ただなんか、なんか黙ってられない気分になってしまったから
今回の件で思ったことをツラツラと書いてたら
こんなに長々しい記事になってしまった次第であります。
全部読んでくれた人には申し訳ないです、すいません。


申し訳程度になりますが


善し悪しは別問題として
今回のりょーめー君の一連のツイートは
パンクだった、って僕は思います。


こんな文章でまとめさせてもらいます。














あと爆弾ジョニーのファンの方々等
気分を悪くされた方にもすいません。
所詮はパンクから逃げ出したヘタレの戯言だも思って
大目に見てやってください。