英雄に憧れて

今週のお題「憧れの人」

ちっす望月です。
初めてお題の記事というのを書いてみようと思います。
今週のお題は「憧れの人」ということなんですが、

僕の憧れの人は


THE BLUE HEARTS甲本ヒロトさんです!


いや、マーシーや銀杏の峯田とかも
もちろんカッコいいし尊敬しているんですよ。
やっぱりヒロトは特別。

中学生の頃初めてブルーハーツを聞いたときは
正直マーシーの曲の方が好きな曲多かったんですよ。
でも、なんでか俺は当時からヒロト派だったんです。

何度も言うけど、もちろんマーシーも大好きで
尊敬してて憧れてるからね!笑



どうしてヒロトに憧れたのか、とか
ヒロトのどんなところに憧れたのか
とか書いていけたらいいんだろうけど
意外とそういうのって、言葉で表すのスゴい難しいんだよね笑

強いて言うなら、ヒロトの全部が大好き
ってことしか言えない笑

だから、ヒロトから受けた影響について書いていこうと思います笑




もう、中学生の頃は本当に全部がヒロトでした。
ロックンロール=ヒロト
カッコイイ人間=ヒロト

ヒロトみたいになりたくてなりたくて
しょうがなかったんです。

ヒロトがカッコよくてたまらなくて
ヒロトの真似も沢山しました。
セブンスター吸い始めたのも、ヒロトが吸ってたからだったし
革ジャンパー着るようになったのも、もちろんヒロトの真似、


生まれも育ちもずっと東京なのに
ヒロトの真似して岡山弁でしゃべってみたり、
ヒロトがライブでやるみたいに、
授業中ベロをベロベロ出してみたり
あのシドっぽい感じの口をやったり

本当何から何までヒロトの物真似をしていました。

やっぱり俺も男だから、カッコよくありたくって。
で、俺の中でカッコいい=ヒロトだったから。


でも、ここであるパラドックスに気付くんですよね。

今俺がヒロトの真似してるのって
結局はヒロト達が歌ってたことと真逆なんじゃないか。っていう。


当時から僕は教師からは問題児扱いされてて
友達からもキチガイ扱いされてて
そんなときにブルーハーツから
俺のままでいいんだよ的なメッセージを受け取ったはずなのに

俺は今俺のままでいないで、
ヒロトの真似してるだけだ、みたいな。


これはマジでヒロトに憧れた男子だったら
絶対に一回はこのパラドックスに陥ったことがあると思う笑


カッコよくなりたい、ヒロトみたいになりたい。
でもヒロトの真似してたらヒロトからどんどん離れていってしまうし、
真似なんかしないで自分らしくいようとしたら
おれ自身は本当にゴミクズみたいの人間だから
これまたヒロトには全然近づけない。




バンドやってる人なんかもそうだったと思う。
真似しようとかじゃなくて、
好きな音楽つくって好きなようにライブしようとしても、
結局好きな音楽がブルーハーツ
好きなライブのスタイルがブルーハーツだから

結局ブルーハーツの物真似みたいになっちゃう。みたいな。

こんなパラドックスに当時は真剣に悩んだものです。



そんで今こうして年を取った結果
当時はヒロトの真似することに必死だったけど
そんなことしなくても長いことヒロトのこと好きでいたら
やってることや服装とかは違えど
何だかんだ考え方とか性格は
ブルーハーツが教えてくれたことを
自然と実践するような感じになっていくんですよね笑


僕はかれこれブルーハーツを知って
7年ほどたつので
未だにヒロトの真似してベロをベロベロさせたり、岡山弁でしゃべったりはしませんが

やっぱり「劣等生で充分だ」とずっと思ってるし
「ドブネズミみたいに美しくなりたい」ってずっと思ってて
この考え方に乗っ取って行動を起こすようにしているつもりです。

たまに嘘ついてカッコつけたりとかしてしまうこともあるけど、
やっぱりダサくてもドブネズミみたいに美しくありたいですよね。

きっとこの考え方はしばらくは変わらないと思います。